白衣を着てカルテを書いたり、聴診器を胸にあてたり、小さなお医者さんは大忙しです。受付では真剣にお薬を調合し、患者さんもいつもなら泣いて嫌がる注射に笑顔で応じています。みんな上手にそれぞれの役になりきっていて、将来この中から本物のお医者さんが出てきてくれそうです。
らいおん組(5歳児)は月に一度「お茶」を習う時間があります。最初は正座が辛くすぐに足を崩していたり、お茶は「苦い」と飲めなかったこともありました。お辞儀の仕方、お茶の点て方、ふくさの扱い方、お菓子のいただき方などを習い、少しずつ作法を身につけてきました。今では「今日はお茶会だね!」と朝から心待ちにしています。お稽古が始まると姿勢を正し、心を落ち着かせるひとときとなっています。
保育者のしている事を見ていて、泣いてるお友達の顔をのぞき込んだり、頭をなでてあげています。おもちゃを片付けていると、まねをしてカゴに入れたり、保育者がほめると自分の頭をなでてパチパチ拍手をしています。当番の年長児がゴミを集めに来てくれると、ゴミ箱を両手でしっかり持ってヨチヨチ歩いてはずかしそうに渡し、嬉しそうな表情いっぱいになります。お誕生日がすぎ、1歳を迎えた子ども達のかわいい姿です。
1歳児では、指先を使ってあそべるコーナーがたくさんあります。 その中でも、手作りのファスナーあそびが大人気!! ファスナーやマジックテープを指先でつまみながら、腕を動かせたり・引っぱったり・貼るあそびを楽しんでいます。 ファスナーをそっと開けたり、引っぱって取れたときには、ヤッタ!という笑い声が聞こえたり笑顔が見られます。 その姿を見ていると、子どもたちの成長が感じられ自然と笑顔になってきます。