自分でスプーンを持って食べたいという意欲が出てきた1歳児の子どもたち。ひとりでスプーンを上手に使って食べることが出来るように、ふちのあるすくいやすいお皿と、持ちやすいスプーンを使っています。最初はなかなか上手くスプーンに乗せられませんが何度か試して手づかみでスプーンの上におかずを乗せたりしています。スプーンの上におかずが乗ると、口へ運んで食べています。何度か挑戦していくうちに、スプーンでおかずがすくえるようになってきています。
鏡を持って自分の顔をのぞきながら、鏡の角度を色々と変えています。うしろにいる友だちの姿が鏡越しに見えると、「あっ!〇〇ちゃんみえたよ!」と、びっくりしていました。それに気づいた友だちも、「お~い!」と手を振って、2人で笑い合っていました。服を着替えたときや、口を洗った後に、鏡で自分の姿を見てチェックすることも増えてきています。
友だちと肩を並べて向かった先には、5歳児の子どもたちが作ったらいおん組カレンダー。カレンダーをのぞき込めば「げつようび たいこある」と予定を楽しみにしたり、誕生日の友だちの名前があると、「〇〇ちゃん・くん、もうすぐ6さいやな」「1.2.3・・・あと3にち」と指折り数え、会話も弾んでいます。カレンダーを通して、友だちと予定を心待ちにしたり、見通しを持って当日を迎えています。
春から大事に育ててきた稲が実をつけ始めたので、かかしを作りました。
どんなかかしを作るか相談し合い家から洋服など持ってきてもらい、「おばあちゃん」と「おとうさん」と「こども」の3体を作る事にしました。作り始めると「ふくだけやったらぺらぺらやから、なかにしんぶんしをつめる」やズボンをはかせようとしたところ支柱が邪魔になったので「ずぼんのおしりにあなをあけてみる」など試行錯誤しながら作りました。
最後にみんなで、完成したかかしの家族に「おいしいおこめができるようにまもってください」とお願いをして稲のそばに立てました。
LaQで作った作品を得意気に見せに来てくれます。
「バイクのハンドルの反対側にLaQを足すと蝶々になるで!棒をつけたらお花になった。」子どもたちの想像力のたくましさに驚かされます。
悩みながら真剣な表情でぱっ!と何かを思いついた時は全ての五感が100%全開です。