2歳から5歳の「サンタッタ」「ねぇサンタクロースのおじいさん」などの合唱でクリスマス会が始まりました。ドキドキ緊張しながらも笑顔で楽しそうに歌っていました。保育者の劇では「クリスマスツリーや」「次はケーキかな?」と次は何が出てくるのか友だち同士で話している姿がありました。「シャンシャン」と鈴の音が聴こえサンタさんが登場すると、子ども達は目をキラキラ輝かせながら「サンタさんや!」「すごい!」と喜んでいました。「煙突がない家はどうやって入るの?」などサンタさんに英語で質問すると、「魔法の鍵を持っている」という答えに子ども達はとても驚いていました。サンタさんと写真を撮ったり、手渡しでプレゼントをもらうと「サンキュー」と言いとても嬉しそうでした。
お昼からは4、5歳児がクッキングをしました。たくさんの生クリームをケーキの上に乗せ「お店屋さんみたいのにしよう!」と友だちと話ながら、クリームの上にフルーツをきれいにトッピングしていました。一人ひとり違うケーキが出来上がり、食べると「ちょっと甘い」「フルーツいっぱいで美味しい」と自分で作ったケーキを美味しそうに食べていました。0歳から2歳はベッドの下にプレゼントが置いてありました。お昼寝から起きるとベッドの下にプレゼントが置いてあることに気づき、「やったー」と嬉しそうでした。そして大切に家に持って帰っていました。
キッズカーニバル(生活発表会)がありました。0・1歳児のスライド上映では、子どもの日々の遊びや、着脱や排泄などの生活面で、できるようになったことや自分でしようとしている姿を、保護者の方に見て頂きました。「こんなこともできるようになったんやね」と子どもに笑顔で話し掛ける様子がみられました。保育者や友だちと楽しんでいるわらべうたに合わせて、親子でふれあいも楽しみました。
2歳児、3歳児は、遊びの中で子どもたちが春から経験し興味を持ったことを、ごっこ遊びやリトミックで表現しました。2歳児は日頃から楽しんでいるごっこ遊びや乗り物、身近にある形など子どもたちが大好きなテーマを取り入れた表現をし、少し恥ずかしがりながらも楽しんで保育者や友だちとやりとりをしたり、歌を歌ったりする姿がみられました。3歳児は、虫などの生き物と自然遊びでの経験を、子どもたちの言葉や活動、気づきに寄り添いながら体で表現し、楽しんで発表していました。
4歳児は、遊びの中や生活の中で経験したこと、気づきを深めたことを発表しました。コマやけん玉遊びを楽しむ中で知ったことや教え合ったことを発表したり、技を披露したりしました。ザリガニの成長の発表のグループは、飼育をしたことから知ったことや、調べたことを大きなザリガニの模型を使って発表しました。
5歳児は、経験したことから気づいたことや、さらに自分たちで調べたことを自信を持って大きな声で発表していました。ひとつのグループは、1年を通して訪れているふれあいの森で学んでことを、自分たちなりの言葉で伝えたり、台風での被害を受けたことから台風がどのようにできるかと疑問に思ったことを、もうひとつのグループはワールドカップの経験から興味を持った世界の国について、外国の食べ物や衣装、あいさつの言葉などを図鑑で調べ、絵に描いたり友だちと伝え合ったりしました。保護者の方々からは「そんなことあるんだね」「子どもたちの言葉でいろいろなことが知れた」などの言葉を頂きました。
豚汁パーティーでは、5歳児が育てたラディッシュを入れた豚汁を園庭の釜でぐつぐつと煮て、親子で食べました。「おいしいね」「あったかいね」など話をしながら笑顔で食べ、おかわりも沢山していました。また、保護者の方同士交流を持ちながらゆったりとした時間を持ってもらうことができました。