実際に設置してみると日中の人気のある時間帯にはなかなか鳥の姿を見つけられず子ども達も少し諦めかけていました。また、「見つけても動きが早くて何かわからへん」、「でもリースの実が減ってきているから鳥は来てると思う」という声が聞かれました。
そんな中、「朝保育園に来たときに、チュンチュンという鳴き声を聞いた」という子どもが出てきました。さっそく保育者が用意しておいた鳥のなき声図鑑を調べてみると、スズメということがわかりました。子ども達は「鳴き声を覚えておいたらわかりやすいなぁ」ということに気づき、鳥の絵のページと鳴き声のページを交互に見て覚えていました。
子ども達からは、「もう少し観察したいので実を追加したい」という声が出てきています。植物図鑑で、食べそうな実、見たことがある実などを調べてどれにしようか相談しながら楽しんでいます。