ちょうど同じ時期に園庭で木の枝の先が膨らんできている事に気づきました。観察しているうちにうっかりと落としてしまった膨らみは触ってみると一枚一枚取れていき、バラバラになってしまいました。「これ何やろ?」と不思議そうな子どもたちからは「何か実ができるんちゃうん」や「花が咲くんかな」と予想していました。
次に園庭に行った時に図鑑で調べてみると「冬芽」という名前で葉っぱや花になるという事が分かりました。そして図鑑には「春になって暖かくなると出てくる」という一文がありました。
それを聞いた子どもたちは何かが繋がったようで「だからクロッカスも咲いたんやな」や「そういえば最近日が出てると暖かい」「チューリップも出てきてるで」と冬から春への季節の移り変わりに気づき、園内の小さな春を探しています。