子どもたちが日々の生活の中で楽しんでいる遊びや活動の姿を、そのままの形で見ていただきたく『すきフェス』を開催しました。

子どもたちの〝すき！〟が詰まった１２のブースを、保護者の皆さまに回っていただきました。

３歳児は３つのブースがありました。

「虫あそび」は、リトミックやゲームを楽しみました。虫捕り網に変身して、子どもたちが変身した虫を捕まえにいってくれたお父さんお母さん。子どもたちも楽しそうに逃げ回っていました。「音・廃材あそび」は、廃材と風船を組み合わせた楽器や的当てを楽しみました。色々な音を鳴らしてみて音の違いを感じたり、的を狙って玉を飛ばして見せたりしていました。「うどん屋さん」では、オーダーを聞いたり麺の湯切りをしたりと店員になりきって楽しむ姿がありました。みんなに「おいしい！」と言ってもらい嬉しそうでした。

４歳児は４つのブースがありました。

「虫あそび」は、飼育している虫のお世話やクイズを楽しみました。どんな虫がいるのか覗きに来てくれた方に「〇〇って虫やねんで」と話しかけにいく様子がありました。「水族館」でもクイズを楽しみました。「ヒントちょうだい！」と言われ最初の文字を教えたりと盛り上がっていました。

なりきりショーでは、好きな魚に変身して泳いだり特徴を発表したりしていました。「スイーツと花のお店屋さん」では、ドーナツやお花の実演販売を行い「かわいいね」「すごーい」とたくさん褒めてもらい嬉しそうな姿がありました。店員さんも照れながらも注文を聞き、色水遊びから発展したジュースなどをコップに注いでいました。「泥団子」は、子どもたちが作ったさら砂を触ってもらえるコーナーもあり、さらさら具合を感じていただけました。実物や作る様子の掲示物を熱心に見てくださる姿も。

５歳児は、５つのブースに分かれました。

「ネイルショップ」では、たくさん作ったネイルチップを見せながら接客を楽しんでいました。「ジオラマ」では、細かなところまで作り上げた飛行場を案内したり、お客さんを乗せて「どこまで行きますか？」と操縦して楽しんだりしていました。「おばけやしき」は行列ができ、案内の子どもたちも大忙し。中からも「わっ！」と驚く声が聞こえてました。「宝石展」は図鑑とにらめっこしながら持ってきてくれた石の鑑定をしてくれました。「海賊船」では、船の中を案内したり大砲を撃ってみたりしていました。宝の地図を見ながらお宝もゲットしてもらえました。

好きな遊びに取り組む中で、友だちと「ああしよう」「こうしたら！？」と意見を出し合って遊びを発展させていったり、好きなものになりきって遊んだり、必要なものを作ったり…。３学年のブースを回っていただくことで、日常の中での学びや成長をより感じていただける良い機会になったと感じました。引き続き、子どもたちの〝すき！〟に目を向け追いかけていきたいと思います。